岸本 隼 Kishimoto Syun 幼いころからバイオリンを奏で、音楽を心から愛する隼くん。休憩時間に突然はじまる“エアライブ”で周囲を笑顔にし、音とリズムを全身で表現します。そんな彼が毎日欠かさず続けているのが、家族の似顔絵を描くこと。お母さん、お父さん、そして自分。毎日の小さな違いを見つめながら、彼は大好きな家族の“今”を温もりとともに描きとめます。それはアルバムのように積み重なり、愛情の色に満ちた作品となっていきます。さらに、糸を使った創作にも強い情熱を注ぎ、色鮮やかな糸が彼の手の中で舞い、思いがけない形や模様となって立ちあらわれます。隼くんの作品は、ただ美しいだけでなく、見る人の心に“カラフルな余韻”を残してくれます。家族への深いまなざし、音楽への愛情、そしてカラフルな創造力。その全てが岸本 隼というひとりのアーティストを形づくっています。